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エンディングノートとは

人は誰しもいつかは滅びます。
しかもその日は、病気であれ、事故であれ寿命であれ突然やってくるものです。
特に、年齢によるものや、病により余命宣告されている場合などは、自分の死期というものを意識することが出来るかもしれません。

そんな時、残された遺族や友人、知人にあてて自分の記録や希望を残す方法があります。
それが「エンディングノート」です。
一見、遺言と同じような気がしますが、このエンディングノートの場合は、遺言のように法的効力は持たず、財産分与などには正確に役立たないものの、残された遺族や周りの方が自分の死によって困ってしまわないように。
という役割を持っています。

つまり、死者から遺族の負担を軽減するための思いやりのノートとでも言い変えられるでしょう。
では、近年なぜこのようなノートや、自分の死期について考える終活が一般化されているかというと、少子高齢化が深刻化し、核家族世帯が増え、高齢になり一人で亡くなってしまう方も多いからです。
仮に実子が居てもすぐ近くに住んでいて全ての状況を把握しているとは限りません。

しかしどんな時代でも、不幸は突然訪れれます。
そんな時、残された者は、悲しみに浸る間もなく、慌ただしく葬儀の準備や、お墓の準備、また残された財産の整理などをしなければなりません。
そんな時、何の情報もなく、故人について調べるのは意外に大変なものです。
死人に口なしですから、もう何を問い、答えを求めることも出来ません。

しかしこのエンディングノートに、自分の人生の記録や、財産、友人について、葬儀への希望などを書き納めておけば、法的効力は正確に持たないものの、
残された遺族は負担が軽減し、また故人の希望通りの死後を与えることが可能です。

そうすることにより、あの世へ逝く方も残された方も形だけでなく、気持ちの整理もつけやすくなります。
日本人は割りとこういう事を不謹慎だと避けがちでしたが、社会問題になるほどの、生活スタイルや、
また震災などで突然の死を体感することにより、死について真面目に考えなければならない時代になりました。

しかしエンディングノートは暗い意味だけでなく、故人が家族や友人に対して愛情表現出来るものでもあり、また残された者は愛情を受けることが出来る最高の形見にもなります。
裁判などではあまり効力を持ちませんのでそういう場合には遺言を残すことをおすすめしますが、自分の人生の記録、また遺族への気持ちとしてエンディングノートをつけておくと良いかもしれませんね。

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